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“家” : 間口が狭い土地

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“家” : 間口が狭い土地

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自分の家を建てたいほとんどの人は必ず、家のサイズにかかわらず、皆快適感を求めています。これは欠かせない課題の一つで、この家も同じ問題を抱えています。

土地の大きさはわずか50タランワー、幅10メートル、深さ20メートルの住宅地で、それほど周りの景色が綺麗ではなく、壁に囲まれた住宅です。ただし、この家は高い丘の上に建っており、家の裏側の景色がとても綺麗な場所です。

丘のふもとの斜面にバリアがなかったため、とても危険でした。しかし、壁で埋め尽くしてしまえば、綺麗な景色が見渡せません。そのため、設計者は“ファンクション”をバリアとして使用しました。この家は2階建てで、地下にパノラマビューが可能なダイニングルームがあります。側面にもバルコニーがあり、景色を完全に見渡せることができます。このダイニングルームは、調理部屋と繋がる設計になっており、広々としたモダン洋風スタイルのキッチンです。


 












1階は、フロントガーデンに繋がっており、さらに2台分の駐車場へと続いております。玄関エリアのレセプションホールに小さな保管場所があり、バイクや小物の道具を保管できます。家の奥にはリビングルーム、仕事部屋、プール、高齢者用バスルーム付きのベッドルームがあります。ベッドルームには景色を眺めることができます。全てのベッドルームに空気が通る作りとなっています。スペースのつながりを作るため、上層階のリビングスペースの高さは天井までに設置。プールを追加することによって、一日中明るく感じられ、住む人が不快を感じにくくします。また、来客にとって家が魅力的に感じられます

2階のエリアは、大きなオープンベッドルームがあり、ベッドルームにつながる一つの長い廊下が、プライベート感を作り出します。さらに、もう一つ子供達用の小さいベッドルームがあります。この部屋には外へ繋がるバルコニーがあり、子供達が遊べられるスペースになっています。オープンスペースでありながら、家族だけのプライベートな時間を楽しめる場所です。テレビを見たり、寝る前に会話をしたりできます。この場所は廊下そして一階とも繋がっているため、家族全体の動きが分かります。
 
この小さな家の面積はとても狭く、間口わずか9メートル、深さ14メートルの家ですが、有用なスペースが揃っている家です。 高齢者がいる大家族にピッタリな家です。日々の暮らしまたは休暇用の別荘に使用しても問題なし。全世代が楽しめる住まいです。